起こし例

 

 

実際に弊社のテープ起こしでどのような仕上がりになるのかご紹介いたします。     

 

 【注意】

テープ起こしを行う際の標準的な原稿のまとめ方です。

「ケバ」と呼ばれる不要語や重複語の削除を行い、読みやすい原稿に仕上げます。

(素起こし等の他の起こし方のサービスは提供いたしておりません。)

 

様々な場面でお使いいただける起こし方ですので、

「会議の議事録作成や、インタビュー・講演会の発言内容を見やすくまとめたい」

といったときの起こしにおすすめです。

 

話者の「えー」「あー」といった不用語や、言葉の言い間違い・言い直し、

必要以上に多発する口癖等を省きながら、ニュアンス(語尾の「でしょ」「だよね」等

話し口調)はそのまま残すため、会話の雰囲気を損なうことなく記録することができます。

 

話者表記(誰が話しているか)は表示されません。

必要な場合は話者表記オプション(+35円/分)をご利用ください。

 

「話者表記あり」は音声の会話から区別をし、複数話者が登場する場合「名前が判明した場合は姓のみを入力」し、分からなかった場合はA-やB-の判別をします。特定できない場合は「--」表記となります。

 

校正作業を行いませんので、多少の誤変換・表記ゆれなどが発生する可能性がございます。

 

不明瞭な箇所につきましては以下のような表記となります。

 

聞きとり不可能⇒(####@00:00:00) 

音声不明瞭⇒(****サンプル@00:00:00)

 

聞き取れない箇所は、全角井桁(#)四つを入力し、全角アットマークの後ろに開始分数のタイムコードを半角でHH:MM:SSの順に記入し、かっこで囲みます。   

※聞き取りができない時間が長く続く場合でも、聞き取れない箇所のスタート地点のタイムコードを記入いたします。 

・聞き取れるが何を言っているのか不明瞭な箇所は、全角アスタリスク四つ入力後、聞こえたとおりの言葉を片仮名で記入し、全角アットマークの後ろに開始分数のタイムコードを半角でHH:MM:SSの順に記入し、かっこで囲みます。  

・ハッキリと聞き取れない人名や、調べがつかない固有名詞などには、最初の登場箇所のみをタイムスタンプ表記とし、2カ所以降は片仮名のみで表記します。

 

例:

きょうは(####@00:03:45)ですね。 

きょうは(****トテモイイオテンキ@02:04:32)ですね。 

(****ネンシントウ@01:01:54) きょうは(####@00:03:45)。

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A- (****カトウ@00:00:02)さん、こんにちは。 

 

カトウ こんにちは。 

 

A- 今日は、カトウさんに質問をしていきます。

 

 

 

<起こし例>

 

 【話者表記なし】

 

さて、きょうは安倍総理大臣に安全保障関連法案について国民のギモンに直接答えていただきたいと思います。総理、きょうはよろしくどうぞお願いいたします。

 

よろしくお願いします。

 

さて、スタジオには、おなじみのコメンテーターに加えて、民主党政権時代、防衛大臣を務めた森本敏さんにも入っていただきます。よろしくお願いをいたします。

 

はい。よろしくお願いします。

 

早速なんですが、総理、まずは、あまり見たくない数字かもしれません。FNNがこの週末に実施した世論調査の安倍内閣の支持率なんですが、支持する39.3に対して支持しない、不支持52.6。どのように受け止められますか。

 

厳しい数字です。その中でわれわれも一生懸命、国民の皆さまにこの平和安全法制、理解していただけるように努力を重ねていきたいと思いますし。政策全般にわたって、しっかりと進めていく事によって、国民の皆さまの信頼を回復したいと思っています。

 

はい。安保平和安全法制という言及がありましたけれども、やはり支持率が下がる背景には、この平和安全法制があるというふうにお考えですか。

 

やはり平和安全法制に対しては、残念ながら支持が低いですし、理解が進んでいないという中にあって、こういう厳しい結果になっているのかと思います。

 

はい。その辺り、きょうは総理自ら、この出演とも無関係ではないと思うんですけども、その説明をまずは伺おうと思います。そして疑問もぶつけていきたいと思いますが。安保の話に入る前にもう一つ。新国立競技場ですけれども、白紙に戻す、ゼロベースという発言が金曜日にありました。あらためて、この決断の背景を教えてください。

 

やはり、オリンピックは国民みんなの祭典ですから、国民の皆さんやアスリートたちに祝福される大会でなければならないと思います。その中において、新国立競技場が今までの計画においては、大きな反対があったのは事実でありました。そこで2020年のオリンピック、パラリンピックまでに完成させなければいけないという課題はありましたが、十分に間に合うという確信を得ることができましたので、白紙から見直しをしていく。そのことによって、主役は国民皆さん、お一人お一人ですから、国民の皆さんにオリンピックやってよかったと思っていただけるような大会にしていきたいと思います。

 

つまり反対の声はやはり無視できなくなったと。こういうことですか。

 

これはやはり、オリンピックというのは国民みんなの祭典です。スポーツの祭典ですし。アスリートの皆さんも、こういう競技場では国民に感動を与えることはできないんではないかという声がありました。それではみんながオリンピックに向かって、成功させようという気持ちにならないと。これが一番やっぱり大きかったと思います。

 

見直しなんですけれども、やはり大きいのはコストの問題だと思うんですが。いろいろ言われてるんですけれども、2520億円をゼロベースでということなんですか。総理、どのくらいのまずコストの規模観としては、その国民の納得という部分で。

 

今、私が幾らだということは言えません。

 

はい。

 

従来のキール型アーチの計画では、どうしてもコストがかさみます。あの中では、どれぐらいコストを削減できるかということでやってきたんですが、この額ではやはり大きいというのが国民の皆さんの総意なんだろうと思います。そこでゼロベースにして、できる限りコストを抑制していくという中において、同時にわれわれで2020年までに間に合わさなければならない。そこでしっかりとした案を出していただいて、決めていきたいと思っています。

 

そのスケジュールなんですけれども、ラグビーのワールドカップについては、これは残念ながら間に合わないという事ですか。

 

ラグビーは2019年の9月ですから、ここは無理だということなんです。

 

 

はい。ですから、オリンピックには間に合わせるんだということなんですけれども。責任の所在というところも大変気になるんですが、世論調査をまずご紹介したいと思うんです。今回の総理の決断について、この決断を評価しますという声が大変多いわけなんですけれども。一方で政府の責任も重いと。あらためてご覧のようになってます。白紙に戻すこと、大いに評価、やや評価、これ多いんですが。政府の責任、大いに責任がある45.9%。やや責任がある37%となっています。

 

 【話者表記あり】

 

伊藤 さて、きょうは安倍総理大臣に安全保障関連法案について国民のギモンに直接答えていただきたいと思います。総理、きょうはよろしくどうぞお願いいたします。

 

安倍 よろしくお願いします。

 

伊藤 さて、スタジオには、おなじみのコメンテーターに加えて、民主党政権時代、防衛大臣を務めた森本敏さんにも入っていただきます。よろしくお願いをいたします。

 

森本 はい。よろしくお願いします。

 

伊藤 早速なんですが、総理、まずは、あまり見たくない数字かもしれません。FNNがこの週末に実施した世論調査の安倍内閣の支持率なんですが、支持する39.3に対して支持しない、不支持52.6。どのように受け止められますか。

 

安倍 厳しい数字です。その中でわれわれも一生懸命、国民の皆さまにこの平和安全法制、理解していただけるように努力を重ねていきたいと思いますし。政策全般にわたって、しっかりと進めていく事によって、国民の皆さまの信頼を回復したいと思っています。

 

伊藤 はい。安保平和安全法制という言及がありましたけれども、やはり支持率が下がる背景には、この平和安全法制があるというふうにお考えですか。

 

安倍 やはり平和安全法制に対しては、残念ながら支持が低いですし、理解が進んでいないという中にあって、こういう厳しい結果になっているのかと思います。

 

伊藤 はい。その辺り、きょうは総理自ら、この出演とも無関係ではないと思うんですけども、その説明をまずは伺おうと思います。そして疑問もぶつけていきたいと思いますが。安保の話に入る前にもう一つ。新国立競技場ですけれども、白紙に戻す、ゼロベースという発言が金曜日にありました。あらためて、この決断の背景を教えてください。

 

安倍 やはり、オリンピックは国民みんなの祭典ですから、国民の皆さんやアスリートたちに祝福される大会でなければならないと思います。その中において、新国立競技場が今までの計画においては、大きな反対があったのは事実でありました。

 そこで2020年のオリンピック、パラリンピックまでに完成させなければいけないという課題はありましたが、十分に間に合うという確信を得ることができましたので、白紙から見直しをしていく。そのことによって、主役は国民皆さん、お一人お一人ですから、国民の皆さんにオリンピックやってよかったと思っていただけるような大会にしていきたいと思います。

 

伊藤 つまり反対の声はやはり無視できなくなったと。こういうことですか。

 

安倍 これはやはり、オリンピックというのは国民みんなの祭典です。スポーツの祭典ですし。アスリートの皆さんも、こういう競技場では国民に感動を与えることはできないんではないかという声がありました。それではみんながオリンピックに向かって、成功させようという気持ちにならないと。これが一番やっぱり大きかったと思います。

 

伊藤 見直しなんですけれども、やはり大きいのはコストの問題だと思うんですが。いろいろ言われてるんですけれども、2520億円をゼロベースでということなんですか。総理、どのくらいのまずコストの規模観としては、その国民の納得という部分で。

 

安倍 今、私が幾らだということは言えません。

 

伊藤 はい。

 

安倍 従来のキール型アーチの計画では、どうしてもコストがかさみます。あの中では、どれぐらいコストを削減できるかということでやってきたんですが、この額ではやはり大きいというのが国民の皆さんの総意なんだろうと思います。

 そこでゼロベースにして、できる限りコストを抑制していくという中において、同時にわれわれで2020年までに間に合わさなければならない。そこでしっかりとした案を出していただいて、決めていきたいと思っています。

 

伊藤 そのスケジュールなんですけれども、ラグビーのワールドカップについては、これは残念ながら間に合わないという事ですか。

 

安倍 ラグビーは2019年の9月ですから、ここは無理だということなんです。

 

 

伊藤 はい。ですから、オリンピックには間に合わせるんだということなんですけれども。責任の所在というところも大変気になるんですが、世論調査をまずご紹介したいと思うんです。今回の総理の決断について、この決断を評価しますという声が大変多いわけなんですけれども。

 一方で政府の責任も重いと。あらためてご覧のようになってます。白紙に戻すこと、大いに評価、やや評価、これ多いんですが。政府の責任、大いに責任がある45.9%。やや責任がある37%となっています。